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からだ


嘔吐と下痢

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)などでは、嘔吐や下痢のため、水分がとれなく、また下痢で水分も出て行くので「脱水」にならないようにするのが大事です。そのためには、まず嘔吐を止めて、止まったら少しづつ水分をやり始める必要があります。

嘔吐が少し止まったら(1時間ぐらいして)お白湯やイオン飲料みたいなもの(ミルク、牛乳や柑橘類のジュースなどはダメ)を一口、数分たってまた一口と、少しづつ量を増やしてやって下さい。ある程度たくさん飲み出してから、おかゆや煮込んだうどんなど消化のいい食べ物を少しづつから始めてください。あまり食べなければ、ある程度の量の水分をいれないと「脱水」になって行きます。
水分を少しづつやっても全く吐き気が止まらなければ、吐き気止めの坐薬を使ったり、ひどいときには点滴をうけないと嘔吐は止まらないかもしれません。

下痢の時ははまず脱水にならないようにする事。嘔吐が止まっても食事が摂れなければ水分(塩分も必要)を多めにやらなければいけません。(必要な水分量は「脱水症」の項に記載)食べれれば、始めは消化に悪いもの(油物、なま物、牛乳など)は控えて、少しづつから食べさせてください。

ポイント
@吐き気が止まったら、しばらくして薄い水分を少量から始める
A吐き気が止まらなければ、吐き気止めの坐薬やひどい時は点滴が必要
B吐き気が止まったらしっかり水分やって、食べ物を始める。
C下痢の時はお腹を休めて、なおかつ脱水にならないようにする事。



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